“現場の相棒” 開発秘話
名古屋の駄菓子メーカーと機械工具商社が日本に新たな価値を創造する
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パレックス株式会社
専務取締役大島 在俊
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株式会社ノダキ
代表取締役社長野田 典嗣
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共親製菓株式会社
専務取締役安部 隆博
ニューノーマルに適したものづくり
現場の相棒 乳酸菌GABAゼリーはどのようにして生まれたのか?
2020年夏、熱中症対策として東海圏で絶大な人気と好評を博した
現場の相棒塩ビタミンゼリーを発売した共親製菓株式会社の安部隆博専務と株式会社ノダキの野田典嗣社長。
今回第二弾として全く違ったコンセプトのゼリーが開発された。これはどのようにして生み出されたのだろうか。
きっかけはお客様の声
大島
それにしても今回は前回と打って変わって大きなコンセプト変更と言いますか、凄いところに目を付けましたね。
これはどうやって構想が生まれたんですか?
野田
おかげ様で塩ビタミンゼリーは皆さまから多大な評判をいただいて各メディアにも取り上げていただいたんですね。
その中でお客様から『熱中症対策にはとてもお世話になりましたがこれから来る風邪の季節にも効きそうなものって作ってくれないですか?』っていうお声を結構いただいたんですよ。我々は商社ですからお客様から要望にどれだけ応えていけるかが強みなので早速取り掛かりました。大島
さすがのスピード感と行動力ですね。1年に2種類、しかも第二弾については開発までの期間を短かったと思います。結構苦労しましたか?
野田
方々にお声掛けして相談をしたら森永乳業販売さんが『じゃあぜひうちのシールド乳酸菌を入れてみませんか』と提案をいただいたんです。
大島
今回の大きな目玉は何と言ってもこのシールド乳酸菌の配合ですよね。僕も最初聞いた時びっくりしましたもん。
野田
森永乳業販売様とは長年のお付き合いで今回のお話を聞かせていただいたときに、これはピッタリだ!とすぐに提案をいただきました。
大島
素晴らしいスピード感と行動力ですね。共親製菓さんとしてはこのような新しい成分を配合したりするのに苦労はされましたか?
安部
もちろんシールド乳酸菌を扱うのは初めてでしたが、もともと弊社でこんにゃくゼリーを作っていますし、その中でヨーグルト味も作っていますからノウハウはありましたのである程度の自信はありました。もちろん口に入るものですしメリットを最大限に引き出すため、取り扱いに当たってメーカー様と密に連絡を取ってシールド乳酸菌を徹底的に勉強しました。
大島
もう一つの目玉としてGABAの配合もありますよね。これは誰のアイディアだったんですか?
安部
これは私のアイディアですね。今回のコンセプトにピッタリの成分だと思い提案いたしました。
大島
それで今回の現場の相棒 乳酸菌GABAゼリーが生まれたと。お客様の声をもとに皆様のアイディアが結集したかたちがこのゼリーなんですね。
シールド乳酸菌とは何なのか
大島
今やスーパー、コンビニで目にすることが増えましたシールド乳酸菌の文字ですが。そもそも乳酸菌食品ってもともと各社販売されていますよね。比較的後発のこのシールド乳酸菌は何がそんなにすごいんですか?
安部
いろいろあるのですが一番の特徴はシールド乳酸菌は死んでる菌。いわゆる死菌であるところですね。
大島
じゃあダメじゃないですか。
安部
そうじゃなくて、死んでるからいいんです。というのも乳酸菌って弱点があって、熱に弱いんですよ。
熱が加わると乳酸菌は死んでしまい、効果が減少してしまうんです。そこへきてシールド乳酸菌は死んでいても効果が期待できる「数千種のなかから選ばれた乳酸菌」なのです。なので熱が加わっても成分が損なわれず乳酸菌が腸に届くといわれています。大島
だから熱を加えた食品にも入れられるわけですね!確かに乳酸菌配合の食品ってヨーグルトだったりアイスクリームだったりジュースだったりと冷たいものが多いですね。それは熱を加えたら死滅して効果がなくなってしまうからなんですね。そこに来てこのシールド乳酸菌は死菌だからあらゆる料理と融和性がいいんですね。実は僕、ホットココアに甘みが欲しくてこのゼリーを混ぜて飲んだんですけどこれは正しい使い方なわけですね。
大島
『腸まで届く乳酸菌』というのはよく聞きますけど、そもそも乳酸菌ってどこにどう届いたら何が良いんですか?
安部
いわゆる腸活というものです。腸の活動を活発にしていくことで免疫力が向上するといわれています。
大島
善玉菌を増やすということですか?
安部
その通りです。善玉菌が増えることで腸内環境が整えられ、免疫力が高まるといわれています。
野田
善玉菌を増やして自己免疫力を高めておけば、風邪・インフルエンザなどのウィルスが来た時に少しでもはねのける力になることでこれからの季節に予防対策ができるわけですね。
安部
シールド乳酸菌は、そういった意味合いを込めてシールドという名前がついています。
大島
なるほど。風邪を引いてから治すではなく、風邪を引きづらい身体づくりをしておく。ということですね。
安部
1日にシールド乳酸菌100億個摂取することで効果を発揮するという科学的根拠を持っていますので毎日100億個の摂取を推奨しています。
現場の相棒 乳酸菌GABAゼリーは1本に約20億個入っていますから1日5本を食べてください。野田
5本以上食べてもいいんですよね?
安部
多い分には問題ありませんので是非たくさん食べてください。(笑)
共親製菓として初の試み
大島
共親製菓さんは今まで今回のような『〇〇配合!』みたいな有名成分、ブランド成分とのコラボのような製品を発売したことはあるんですか?
安部
初めてですね。もちろんいろんな成分を配合してお菓子は作りますから今までも様々なものを仕入れて配合してきましたが今回のような成分自体にブランドが冠されているようなものとの取り組みはうちとしても初めてですね。
大島
異業種間で挑戦をすると本業においても新たな取り組みが行われるのがおもしろいところだね。
大島
もう一つの目玉成分のGABAについて教えていただいても良いですか?
安部
GABAはアミノ酸の1種で、ストレス軽減に大きく役立つといわれている成分になっています。デスクワークであったり、営業活動であったり最近の出来事でいうとテレワークであったりコロナ対策での疲れであったりで現代人はあらゆるところでストレスに直面しています。
ストレスを低減する効果があるといわれているGABAなので、今回のゼリーにぜひGABAを入れたいと思ったんです。大島
そのカテゴリでいうと、家事・育児をされている方や介護をされている方などあらゆる方々が該当する事象ですよね。
健康を気遣うすべての方に
大島
野田社長の今回のゼリーについてお客様からの反応はどんな感じですか?
野田
この商品を発売にあたって既存のお客様に事前告知をしたんですね。すると予想していなかったところからのオーダーを予約でいただきました。
大島
それはどんな業種ですか?
野田
学習塾です。受験生はこれからが受験シーズン真っただ中。風邪を引けないし、受験日にインフルエンザになったら受験にも行けない。なので日々の免疫力を付ける目的で。あと、受験戦争と言われるくらい熾烈な競争があるのでいわゆる受験疲れが起きる。それをGABAで軽減させてあげたい。という塾運営側の想いと現場の相棒 乳酸菌GABAゼリーがぴったりマッチしました。
大島
異業種間コラボの挑戦の結果、異業種のお客様からも要望をいただけたわけですね。素敵なエピソードです。
大島
最後になりますが、この現場の相棒 乳酸菌GABAゼリーをどんなかたに食べていただきたいですか?
野田
商品名の現場の相棒という名前にある『現場』は、前線で頑張るすべての人に当てはまります。
工場や建築現場以外でも、日頃から健康に気を遣っているすべての方に食べていただきたいですね。安部
シールド乳酸菌で身体の健康を、GABAで心の健康をサポート。現場の相棒 乳酸菌GABAゼリーで心身の健康をサポートしていきたいです。